京都府初の女性指導農業士 トマトの小林加奈子さん

2020年03月04日 のニュース

 福知山市六十内の「小林ふぁ~む」代表取締役の小林加奈子さん(52)がこのほど、府から女性初の指導農業士に認定された。トマト中心の栽培、商品開発、販路開拓、フランチャイズの展開などをしており、優れた農業技術、経営感覚が評価された。専務で夫の伸輔さん(56)も、同時に指導農業士認定を受けている。
    
 指導農業士は各市町村の推薦を受け、府が認めた人に贈られる称号。女性、青年両農業士とともに農業発展や後継者の育成を目指して活動をしており、府内では116人、市内では16人が認定を受けている。

 小林さんは5年前に、伸輔さんと2人で農業をしようと、六十内で暮らしていた加奈子さんの祖母の家へ大阪から移住。祖母が作っていたトマトの味を目指して農業を始め、無農薬などが特徴の「かなこ農法」を編み出した。1本3千円(税抜き)の「とまとのじゅ~す」(720ミリリットル)も開発。東京の大商談会で大賞を取り、京都の百貨店で販売されている。

 田んぼと商談は伸輔さん、畑は加奈子さんというように夫婦二人三脚で活動。昨春からはトマト栽培のフランチャイズ事業を始め、協力した市内の農家などに、肥料や苗の提供、生産サポートにも取り組んできた。加奈子さんは「地元野菜のおいしさを伝えようといろいろ実践し、良いものをしっかりとした値段で販売するといったやり方を示せたと思っています」と話す。

 また、福知山FM丹波の番組に出演し、中丹地域の農業などについて情報を発信したり、中丹農業女子の集まり「のら×たん ゆらジェンヌ」を発足させたりした。

 「今、中丹地域で若手の女性農家が増えてきています。私たちがいろんなことに挑戦していくことで、次の世代が、自分の思う農業を楽しみながらできる環境づくりをしていきたい」と意気込む。
 
 
写真=認定証を持つ伸輔さん(左)と加奈子さん

【「小林ふぁ~む」小林さんのニュース】
 トマト栽培のフランチャイズ開始 規模拡大と災害リスク軽減に
 大阪から福知山へ「孫ターン」でトマト農家に 夫婦でこだわり栽培

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