季節外れ11月のスイカ 夜久野の一家、収穫楽しみに
2023年11月16日 のニュース
京都府福知山市夜久野町西垣、荻野朋男さん(40)、妻の千代さん(46)、息子の海大くん(10)一家が趣味で野菜を育てる自宅近くの畑に、季節外れのスイカが4つ実っている。無事に育ちきるのか、おいしく食べられるのか、荻野さんたちはそんなことを考えながら収穫の日を楽しみに待っている。
畑では一年を通してダイコン、枝豆、ジャガイモなどさまざまな野菜を育てている。
10月に入ったころ、千代さんが畑で作業していると、隅の方に10円玉ほどの大きさのスイカがなっているのを見つけた。
「夏に畑で小玉スイカを育てていましたが、そのうち一つが獣に食べられてしまい、食べ残しをその辺りに捨てていました。それが種を落としたのでは」と千代さん。
長く続いた暑さの影響か、秋になっても成長を続け、小玉スイカの平均的な大きさの直径20センチほどに育った。
千代さんは「食べられるのかどうか、おいしいのかどうかもわかりませんが、秋に実るスイカも珍しいので、家族で食べるのを楽しみに見守っていきたい」と話している。
写真(クリックで拡大)=畑の隅に実ったスイカ