給食週間に合わせて、福知山市の小中学校で「京都味めぐり」 初日はジビエなど地元の食材で
2025年01月27日 のニュース
京都府福知山市立の小中学校で「まるっと京都 味めぐり」として、府内の伝統野菜や郷土料理、各エリアの特徴的な料理が給食で出されている。全国学校給食週間(1月24日~30日)に合わせた取り組み。初日の24日のコンセプトは「森の京都」エリアで、子どもたちは市内の食材を使ったジビエ料理などを味わった。
市学校給食センターが毎年テーマを決めて実施していて、今回は地元の食材や京都の料理に関心を持ってほしいと企画。日替わりで、「お茶の京都」「海の京都」「竹の里・乙訓」などにちなんだ料理が出される。
24日の献立は、森の京都カレー、みぶ菜のソテー、みかん。京野菜のみぶ菜は大江町で育ったもので、カレーには夜久野町で捕獲された鹿肉や三和町のシイタケのほか、市内で栽培するジャガイモ、タマネギなどがふんだんに使われた。
水内の大正小学校(勝村輝幸校長、児童325人)では、動画や校内放送で、この日のメニューを紹介。食欲をそそるカレーの香りに待ちきれない様子の児童たちは、「いただきます」と手を合わせたあと、おいしそうに食べ、おかわりをする子もいた。
給食を食べた児童は「鹿肉を食べたのは初めて。ジューシーでおいしかった。また食べたい」と話していた。
写真(クリックで拡大)=給食を楽しむ児童たち(大正小で)