銀の馬車道沿線で「銀馬車かぼちゃ」の季節

2023年12月01日 のニュース

 日本遺産・銀の馬車道沿線市町で、外観が白いカボチャを銀鉱石に見立てた「銀馬車かぼちゃ」の季節が到来。特別メニューを提供するグルメイベントが今季も展開されている。これまでの兵庫県但馬・播磨5市町に、鉱石の道沿線の養父市が加わり6市町でのキャンペーンに広まった。期間は来年1月末まで。

 銀馬車かぼちゃは白皮栗カボチャの一種。皮が固いことから長期保存が可能なため、8月から9月にかけて収穫した後、熟成期間をおいて甘みが増した状態にしてから出荷する。朝来市の生野銀山から姫路市の輸出港まで銀鉱石を運んだ銀の馬車道への観光誘客の一つにと位置付け、兵庫県が商標登録して特産化に力を入れている。

 今季に特別メニューを提供するのは朝来市7店、養父市1店を含む32店。サラダや天ぷら、スープに使ったり、プリンやカヌレなどスイーツにしたりと、店ごとに工夫をしている。

 沿線観光スポットや参加店を巡るスタンプラリー、インスタグラムでのフォトコンテストを同時開催。1月には「銀馬車かぼちゃバーガーフェア」の開催も予定している。

 参加店を紹介したスタンプラリー台紙は、各観光案内所などで配布中。主催は銀の馬車道ネットワーク協議会(兵庫県中播磨県民センター)。問い合わせはNPO法人姫路コンペンションサポート、電話079(286)8988。

 

写真(クリックで拡大)=そらしーど(朝来市生野町黒川)の「銀馬車かぼちゃ満喫デザートセット」=1、2月は冬季休業

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