師走のまちで地域福祉に協力求め、仏教会の僧侶が托鉢
2023年12月01日 のニュース
師走に入った1日、京都府福知山市の福知山市仏教会(一常宗玄会長)は「歳末たすけあい托鉢」に取り組んだ。僧侶35人がJR福知山駅周辺を歩き、市民に協力を求めていた。
毎年この時期に取り組んでいて、南本町にある高林寺での総会に続き、般若心経を唱えたあと、3班に分かれて托鉢に出発した。
拡声器で協力を呼びかけ、鈴を鳴らしながら歩き、アオイ通り、駅周辺などを回った。僧侶が首から提げた箱に、市民が次々と浄財を入れて協力した。
一常会長は「大変なことも多いご時世の中、困っている人々を助けたいという市民の方々の善意を届けるお手伝いができれば」と話していた。
浄財は両丹日日新聞社提唱する、地域福祉のための「愛の寄金」に寄せられた。
写真(クリックで拡大)=托鉢をする僧侶たち(1日午前10時20分ごろ)