能登の被災地を支援したい 日新中生徒会がアルミ缶回収
2024年01月22日 のニュース
京都府福知山市前田の日新中学校生徒会(足立悠太会長)は22日から、能登半島地震災害の被災地へ義援金を送ろうと、アルミ缶回収を始めた。呼びかけに応じた生徒たちがアルミ缶でいっぱいになったビニール袋を手に登校し、回収袋へ納めた。
生徒会では毎年6月、11月にアルミ缶回収をし、収益を災害被災地などに届けている。今回は、12月に発足した新生徒会が1月の地震発生を受け、「被災地の支援をしたい」と緊急回収を企画。全校生徒へ協力を呼びかけた。同日と23日、29日、30日の計4日間回収し、売却して得た収益を被災地へ寄せる。
初日は、生徒会役員らが朝の会の後に中庭で回収袋を広げ、クラスごとに集計されたアルミ缶を回収。全体で1868個が集まった。同校のほか、校区内の児童館、日新コミセンにも回収袋を置いており、地域内外からの持ち込みを受け付けている。
足立会長は「被災地の方々が元の生活を取り戻す力になればと企画しました。僕たちが今できるアルミ缶回収で、一緒に被災地の方を支援しましょう」と協力を呼びかけている。
写真(クリックで拡大)=たくさんの生徒がアルミ缶を持ち寄った(22日午前8時45分ごろ)