アルミホイールで子育て支援 自動車整備組合

2024年02月07日 のニュース

 地域の子育て支援に役立ちたいと、中丹自動車整備工業協同組合青年部会(仲江紀人部会長)は、寄付金を作るために、不要となった自動車アルミホイールを回収している。3日には、京都府福知山市長田野町にある組合施設で、1年かがりで集めた191個を仕分けた。市内のリサイクル業者で換金したあと、市子ども政策室に届ける。

 社会貢献活動の一環として、2002年から継続して取り組み、これまでに府の交通遺児支援、地元の福知山、綾部両市の子育て支援で累計384万1558円を寄付してきた。

 22回目となった今回は、組合に加盟する福知山、綾部の自動車整備工場89事業所に協力を呼びかけて、不要となった自動車のアルミホイールを青年部のメンバーが1年かけて回収し、前年より2割多く集めることができた。

 仕分けは、青年部会の11人が作業。空気バルブやキャップなど不要な部品を手際よく取り除き、アルミのみにして、回収コンテナに積み込んでいった。福知山市への寄付は19日を予定している。

 仲江部会長は「以前は交通遺児支援として京都府に寄付していましたが、21年度からは、より身近なところで役立ててもらおうと、交互に綾部、福知山両市へ寄付しています。未来がある子どもたちのためになれば」と話していた。

 

写真(クリックで拡大)=アルミホイールの空気バルブなどを取り除くメンバーたち

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