紫の車体が福知山走る JRに「サンガトレイン」

2024年02月06日 のニュース

 プロサッカーJ1に所属する京都サンガFCのラッピング加工をされた特急電車、「京都サンガトレイン」がJR西日本に登場した。福知山市を含む府中、北部などを走り、沿線地域の活性化やホームタウンに親しまれるチームをめざす。2027年ごろまでの運行を予定している。

 京都サンガを運営する京都パープルサンガ社、府北部地域連携都市圏振興社(海の京都DMO)、森の京都地域振興社(森の京都DMO)が共同で取り組む。

 京都サンガのチームカラーの紫を基調に、森の京都を表す茶色、海の京都の青色を取り入れ、各社のロゴマークのほか、ホームスタジアム「サンガスタジアムbyKYOCERA」のイラストも描かれている。車内の座席テーブルには二次元コードを掲載したコラボステッカーが貼られ、コードを読み取ると、森の京都、海の京都エリアの観光PR動画を視聴できる。

 運行車両は3両編成と4両編成の各1両。京都―城崎温泉、天橋立、東舞鶴駅を走る特急列車「きのさき」「はしだて」「まいづる」として運行する。

 3両編成は2日から運行が始まっていて、4両編成は10日に福知山駅で開催の出発式のあと運行を開始する。

 

写真(クリックで拡大)=運行が始まったラッピング列車(福知山市半田の吹田総合車両所福知山支所で)

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