社会生活支える冬期の除雪作業 府が業者を表彰
2024年06月26日 のニュース
積雪時の除雪や凍結防止剤の散布に協力し、地域の安心・安全に貢献したとして、京都府中丹西土木事務所は25日、維持管理地域貢献表彰式を開いて管内の23建設業者を表彰した。
通勤通学、通院や買い物、物資輸送をはじめ社会生活には道路の通行確保は欠かせず、冬場は除雪作業にかかる期待が大きい。
表彰式は昭和新町の府立中丹勤労者福祉会館であり、21業者の代表者らが出席。釆尾直久所長から、一人ひとりに表彰状が手渡された。
釆尾所長は、過去5カ年の降雪量の平均値は165センチ、昨シーズンは94センチで、約70センチ下回る降雪量だったことを報告。過去5年間では令和元年度(2019-20)に続き2番目に少ないシーズンだったと紹介し、「雪氷期間中は天候などに配慮し、昼夜問わず対応にあたっていただき、大きな事故も発生することなく、心から感謝申し上げます」とあいさつした。
除雪の計画延長は国道175号など34路線257・9キロ。昨シーズンは9日間出動し、延べ604キロにわたって除雪した。
【表彰を受けた業者名は紙面で掲載】
写真(クリックで拡大)=除雪の様子(京都府中丹西土木事務所提供)