世界五大審査会の一つ「インターナショナル・ビアカップ2026」 プライマリーバレルズのビール2種が金賞、銀賞
2026年10月21日 のニュース
京都府福知山市下地のクラフトビール醸造所「プライマリーバレルズ」が作った2種類のクラフトビールが、世界五大ビール審査会の一つ「インターナショナル・ビアカップ2026」(日本地ビール協会主催)で金賞、銀賞に選ばれた。
総合電気設備業の井上株式会社(本社・篠尾新町、井上大輔社長)が運営するムトベース内の醸造所で、2024年から香り豊かなクラフトビールを製造している。
1996年から続く同カップには今年、海外からも含め1459点のビールが出品された。国内外の100人(うち海外61人)が3日間かけて各ビールを審査。パッケージ形態のケグ(樽)とボトル・缶両部門ごとに、約120のスタイル(醸造様式)別で評価した。
プライマリーバレルズは、いずれもボトル・缶部門で入賞。「アメリカンスタイル アンバー/レッドエール」で、モルトを主役にした新作の「S!NN(シン)」が金賞に輝いた。「フルーテッド アメリカンスタイル サワーエール」では、ムトベースで栽培するイチゴをふんだんに使った「CHERISH(チェリッシュ)」が銀賞に入った。
担当ブリュワーの多田羅豊さん(27)が醸造を担っており、「シン」はコク深い風味を主体にしつつ、柑橘やベリーを思わせる香りも感じさせる一品。「チェリッシュ」は3品種のイチゴを使い、甘くみずみずしいイチゴの風味が広がるが、さっぱりとしたドライな飲み口となっている。
多田羅さんは「『シン』はこれまでの製品と違う切り口のビールとなり、風味の調整に苦労をしましたが、イメージ通りの味が出せました。海外のビールもある中で、客観的にも高い評価を得られて自信になりました」と受賞を喜び、「これからもブラッシュアップをしていきたいです」と意気込む。
「シン」はムトベース内のボトルショップで350ミリ缶を税込み790円で販売している。「チェリッシュ」はイチゴの収穫が必要なため、来年夏ごろに来季分ができる予定。
ボトルショップは午前10時から午後4時まで。月曜、火曜定休。
写真(クリックで拡大)=入賞したビールを持つ多田羅さん








