増殖した鬼たちが街中を練り歩く 大江山酒呑百鬼夜行

2026年10月19日 のニュース

 恐ろしい鬼たちが街中を練り歩く「大江山酒呑百鬼夜行」が17日、福知山市大江町河守で開かれた。2回目となる今回は、鬼行列の参加者が昨年の17人から60人に増加。約500メートルの行列コース沿いには多くの人が詰めかけ、目の前を通る鬼たちの姿をスマホで撮影するなどして楽しんだ。

 町内の若者たちを中心にしたグループ、大江山百鬼組と大江山酒呑童子祭り実行委員会が、大江山の鬼文化を広めようと、25日の同祭りの前夜祭として、昨年に続き開催した。

 午後4時から、京都丹後鉄道大江駅前の鬼瓦公園(河守)でオープニングセレモニーが開かれ、大江太鼓が披露された。このあと近くの大江郵便局前に移動し、酒呑童子に扮した百鬼組の上野航総大将(35)が「時は満ちた。さあ、みなのもの、ゆくぞ」と口上を述べて出発。太鼓と笛の演奏に合わせて、金刀比羅神社まで練り歩いた。

 導きの神、猿田彦を先頭に、酒呑童子や茨木童子ら鬼たちがずらりと続き、目的地をめざした。

 途中、酒呑童子は大きな杯で酒を飲むしぐさを披露。京都市内を中心に活動する妖怪仮装集団「幽幻怪社もののけ本舗」のメンバーたちもカメラに向かってポーズを決めていた。

市長と議長も参加

 大橋一夫市長と吉見茂久市議会議長も鬼に扮して行列に加わった。沿道では、間近で見る鬼たちに驚く人や、盛んに写真を撮影する人たちの姿が見られ、あちこちで歓声が上がった。

 大橋市長は「扮装して歩くことがめったにないので楽しかったです。こうして若い人たちが考えてイベントを開いてくれたのがとてもうれしいです」と話していた。

   

写真上(クリックで拡大)=街中をゆっくりと練り歩いた
写真下(クリックで拡大)=鬼に扮した大橋市長

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