酒呑童子の里へ誘客を 大江町内宮に鬼に関する展示やグッズ販売する「鬼の隠れ家」 大江地域観光案内倶楽部
2026年09月15日 のニュース
観光パンフレットも並べ
京都府福知山市大江町内宮の「ORB(大江山みすずの村リサーチベース)」に、鬼のグッズや作品などを展示・販売する「鬼の隠れ家」ができた。事業主体は地元の大江地域観光案内倶楽部(赤松武司会長)。国道175号から大江山方面へ向かった先にある同所から、さらに奥の酒呑童子の里へ足を延ばしてもらおうと開設した。気軽に立ち寄れる観光情報の発信基地をめざす。
ORBは少子高齢化が進む地域の課題解決のために、情報科学、サービス工学などの知見を実践する拠点で、福知山公立大学情報学部の山本吉伸教授(59)とゼミ生たちが開設した。建物は京都丹後鉄道・大江山口内宮駅近くにある築50年の木造2階建て民家で、山本教授が借り受けて改修。地元産の食材を使った卵かけご飯を提供する「いちごうカフェ」も設けている。
カフェに来る人たちの中には、酒呑童子の里の存在を知らない人も少なくないことから、同倶楽部が大江山方面への誘客につなげようと、山本教授とゼミ生らがORB敷地内で整備した4棟の小型ログハウスのうち1棟を借り、「鬼の隠れ家」として活用することにした。展示内容は山本教授らと相談しながら決め、府の文化力チャレンジ事業の補助金を受けて開設した。
ログハウスの広さは6畳で、棚にクリエーターが制作した鬼・酒呑童子のキャラクターのアクリルスタンドや漫画、キーホルダー、マグカップなどを並べて販売している。
また、鬼に関する書物、地域内にある毛原の棚田や丹後二俣紙に関する観光パンフレットなども置き、自由に閲覧できるようにした。
開設日は土、日曜、祝日で、時間は午前11時から午後3時ごろまで。今後もグッズや作品を増やしたり、入れ替えたりしていく予定で、クリエーターや地域住民らの協力を求めている。
赤松会長(73)は「鬼の隠れ家を拠点に、酒呑童子の里にある日本の鬼の交流博物館や大江山などに行ってもらえればありがたい」と話している。
写真(クリックで拡大)=鬼のグッズや作品などを展示・販売している








