夜久野のブドウ園で就農意欲高めた研修会 府中丹西・東普及センター
2026年10月16日 のニュース
指導農業士が7人に作業内容など紹介
京都府中丹西・東農業改良普及センターは14日、福知山市夜久野町平野の夜久野高原で「農業の魅力体験研修会」を開いた。市内外から40代~60代の農業に関心のある7人が参加し、地元のブドウ農家、倉垣大作さん(63)からブドウ栽培について話を聞いたほか、収穫体験や袋詰め作業を通じて農業への理解を深めた。
農業の担い手確保に向けた取り組みの一環で、これから農業を始めたい人らを対象に実施している。
講師を務めた倉垣さんは、古くからブドウの産地として知られる同町で1990年に栽培を始めた。現在は計100アールの農地で主に6品種を育てているほか、府指導農業士として後継者の育成にも尽力している。
研修会では、倉垣さんがブドウ栽培について説明。種なしブドウを作るためのジベレリン処理をはじめ、摘粒や摘芯、枝の整理、草刈り、土づくりなど、年間を通じて多岐にわたる作業があることなどを紹介した。
また、ブドウ園がある夜久野高原の大地は、ほとんどが黒ボク土と呼ばれる火山灰土であることも紹介。この土地の恵みを生かすため、除草剤や化学肥料を使わず、納豆菌や酵母菌などの自然の菌を活用し、手間暇と愛情をたっぷりかけていることを伝えた。
その後、参加者はブドウ園に移動し収穫作業を体験。倉垣さんに質問も投げかけながら、たわわに実ったブドウを一房ずつ丁寧に摘み取り、袋詰めにも取り組んだ。
同普及センターによると、研修会後のアンケートでは就農への意欲が高まった-などの回答が寄せられたという。
写真(クリックで拡大)=倉垣さん(中央)から教わりながら袋詰め作業にも取り組んだ









