高齢者の見守りや熱中症警戒情報時はドラッグストア開放など 福知山市と富士薬品が包括連携協定
2026年10月17日 のニュース
京都府福知山市は15日、配置薬販売やドラッグストア事業を展開する富士薬品(さいたま市)と、安心・安全に関する包括連携協定を締結した。防災・災害対策、健康づくり、高齢者の見守りなど幅広い分野で連携を促進する。
市内では、同社の配置薬が家庭や企業の約2500軒で利用されており、グループが運営するドラッグストア「ドラッグユタカ」は3店舗を展開。利用者のもとを訪問する配置薬の営業スタイルが、市の取り組みの役に立てるのではないかと、同社が連携協定を申し出た。
災害に備えて、公共施設への配置薬設置▽配置薬の利用者を定期訪問する営業スタッフによる生活習慣病などの予防啓発▽営業スタッフによる高齢者の見守り活動▽熱中症特別警戒情報の発表時に市内3店舗の冷房スペースをクーリングシェルターとして開放する-の4項目について協議し実施していく。
市役所で協定締結式が開かれ、大橋一夫市長は感謝の言葉を述べながら、「人口減少が進む中、自治体としても行政サービスを単独で提供するのは困難な時代になっており、官民連携は不可欠。相互の強みを生かして、福知山のまちづくりを前に進めていきたいので、ぜひ協力を」とあいさつ。
同社配置営業統括部第四営業部の森口敦正部長(42)は「事業活動を通じて、福知山市の取り組む、健康づくりや災害対策などをお手伝いし、それにより地域の活性化への貢献と、私たちの『人の元気な暮らしを支え続ける』という企業使命に取り組みたい」と話していた。
写真(クリックで拡大)=連携協定書を交わす富士薬品の森口部長(右)と大橋市長









