5年連続で京都府の代表米に 伊勢神宮の神嘗祭に向け、大原の神田で初穂刈り取り
2026年09月25日 のニュース
伊勢神宮(三重県)の神嘗祭に、京都府の代表として奉納する初穂の刈り取りが23日、福知山市三和町大原、大原神社(林秀俊宮司)近くにある産屋そばの神田であった。同神社総代会(大槻兄市総代長)の6人が、質の良い稲を見極め、鎌で丁寧に刈り取った。
神嘗祭は毎年10月17日に営まれ、その年の最初に収穫した稲穂を天照大神に捧げる五穀豊穣の感謝祭。年間1500回に及ぶ同神宮の祭典の中でも最も重要な祭りとされる。
祭りでは「懸税」と呼ばれる稲束が全国から奉納される。大原神社の神田で育てられた新米が府の代表に選ばれるのは今年で5年連続となった。
神田の広さは6アールほどで、もち米の「新羽二重」を栽培する。5月にあった「御田植祭」では地元女性らが早乙女を務め苗を植えたほか、地元や京都市内の子どもたちも手植えを体験した。
大槻総代長によると、今年は日照に恵まれたことに加え、近くの土師川源流から冷たい水を十分に引くことができたため、稲の出来は上々という。
稲刈りは、林宮司がおはらいをしたあと、法被姿の総代たちが鎌を手に、穂の大きさや実り具合、虫食いの有無などを確かめながら、黄金色の稲を刈り取っていった。
林宮司は「今年も府の代表として奉納できるのは大変光栄なこと。10月には収穫感謝祭も予定している。関わってくれた子どもらに稲の大切さを知ってもらうきっかけになれば」と話していた。
写真(クリックで拡大)=黄金色に実った稲を刈り取った









