クビアカツヤカミキリ「早期発見に貢献」被害情報提供者に市から感謝状
2026年09月07日 のニュース
京都府福知山市は1日、特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」(通称・クビアカ)による被害情報を市へ提供し、被害木の早期発見に協力した市民に感謝状を贈った。
クビアカは、サクラやモモ、ウメなどの樹木を幼虫が内部から食い荒らし、枯死させる特定外来生物。幼虫のフンと木クズが混ざったフラスが、木の根元などにあることが主に発見の目安となる。
被害拡大防止のためには、早く発見し防除を開始することが重要とされ、市は7月1日から、被害情報を市へ通報し、被害木と確定すれば、情報提供した市民に感謝状などを贈る取り組みを始めた。すでに同様の制度を始めていた兵庫県丹波県民局と連携することで、府県境を越え早期発見、早期防除に努めている。
感謝状贈呈式は市役所で開かれた。33件の通報協力者のうち10人が対象者になり、このうち三和町在住の寺地千鶴さんら5人が出席。感謝状を手渡した大橋一夫市長は「被害が広がっていることを懸念しています。地域で暮らすみなさんからお知らせいただくことで、被害拡大を防止できればという思い。市としてもサクラなどが枯れたり、倒れたりしないよう、頑張っていきたい」とあいさつした。
このあと出席者は「ウメの木が元気がなく、おかしいと思って見るとフラスがあった」「サクラ1本を来月にも残念ながら伐採する予定」などと、発見当初の様子や今後の対応などを話していた。
市内では一昨年が43本、昨年が30本、今年は8月末までに60本、合計133本の被害木が確認されている。これまでは三和町内のみだったが、今年は隣接する上六人部地区の住民から通報があり、同地区での被害の発見につながった。
写真(クリックで拡大)=感謝状を受ける協力者








