台風による水害など想定し、市内各地で防災訓練 103自治会4千人参加
2026年08月31日 のニュース
防災週間(8月30日~9月5日)に合わせた京都府福知山市地域防災訓練が30日にあった。台風接近に伴う水害や土砂災害が発生したと想定し、市内各地で広域避難所の開設、地域住民の避難が行われ、防災意識を高めた。
地域防災訓練では毎年、市内の由良川河川敷で国や府、市などの関係機関と地域住民が一緒になった大規模な訓練を行っている。今年は10月に三段池で多職種連携訓練を予定しているため、関係機関が参加する大規模訓練は行わず、サイレンや防災行政無線などを使った避難情報の伝達と、各自治会による避難訓練を中心に実施した。
避難所に指定されている北本町一区の昭和小学校には北本町一区、同二区、東本町の3自治会の住民が避難した。午前8時30分に高齢者等避難となる警戒レベル3のサイレンが鳴り響くと、住民が移動を始めた。
東本町自治会では、事前にLINEで避難訓練の情報を共有し、参加の有無を把握した上で臨んだ組もあった。サイレンが鳴ると、近所の人に声を掛け合って、足が悪い人には一緒に付き添い、道中も危険箇所がないかなどを確かめながら全員が10分以内に学校へ到着し、非常食を配った。
足立秀明自治会長(74)は「東本町は68世帯あるが、高齢者が多く共助が大切。避難中も取り残された人がいないかをしっかり確認できていた。今後も備蓄なども用意して災害に備えていきたい」と話していた。
訓練には103自治会の4162人が参加。自治会によっては消火訓練などをするところもあった。
写真(クリックで拡大)=昭和小学校に避難する住民たち









