体験型研修で防災意識向上 煙・はしご避難を実践 長田野工業センターが50周年節目で企画

2026年06月27日 のニュース

 発足50周年を迎えた一般社団法人長田野工業センター自警連絡部会(加藤章広部会長)は25日、京都府福知山市長田野町の市企業交流プラザで、節目を記念した防災研修会を開いた。27社48人が参加。福知山消防署東分署員9人の指導で、避難用はしごの使用、煙が充満した部屋からの避難などを体験した。

 長田野工業団地に立地する42社で構成し、団地内の危険箇所の点検や交通安全啓発などに取り組んでいる。節目の今年は各種研修活動をさらに充実した内容にするなどし、より一層の安全意識向上を図る。

 参加者たちは初めに、市危機管理室の職員による講話を聞き、福知山周辺での地震活動の特性などについて学んだ。続いて防災体験が始まり、16人ずつの3グループに分かれて各種体験をした。

 緊急時に架ける避難用はしごでは、壁際に設置することが望ましいといった説明を聞いてから、希望者が実際に高さ約5メートルの場所からはしごで降り、「思ったよりも怖い」「意外と大丈夫」などと感想を出し合った。

 煙中体験では、1メートル先も見えないほど煙が充満した部屋の中から避難したほか、消防士が出動時に着ける防火衣などの展示もあり、実際に装着して重さを確かめた。

 加藤部会長は「今までやったことのない体験型の研修ができました。体験しないと分からないこともあり、経験をもとに、団地内の安全意識がさらに高まればうれしい」と話していた。


写真(クリックで拡大)=避難用はしごの体験をした

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