6月だけで58本 消火栓の筒先盗難相次ぐ 六人部と三和に集中

2026年06月28日 のニュース

消防が点検と対策呼びかけ

 消火栓ボックス内の筒先盗難が京都府福知山市内で相次いでいる。市消防本部が把握しているだけでも6月に入ってから14自治会で計58本が盗まれた。筒先は初期消火活動に欠かせない資機材。火災時の対応に支障を来す恐れがあることから、同本部は各自治会に資機材の点検と防犯対策の徹底を呼びかけている。

 同本部によると、被害は六人部地域と三和地域の市東部に集中しており、このうち三和町内だけで43本が盗まれた。

 消火用ホースや筒先などの資機材は、各自治会が消火栓ごとに設置・管理している。

 古いタイプの筒先には真鍮製のものもあり、換金目的で盗まれている可能性があるとみられる。

 市内では過去にも同様の被害が発生しており、直近では今年5月に三和町大原で2本、昨年末から今年1月にかけては夜久野と上豊富地区で計31本が盗まれた。

 また、最近では消火栓に接続しホースをつなぐ資機材「スタンドパイプ」が盗まれる事例も確認されている。

 同本部は、消火栓ボックス内のホース、筒先、開閉キーの3点がそろっているかの点検のほか、防犯対策として扉を簡易的なテープやシールでの封印、地域での定期的な見回りの実施を推奨している。

 盗難被害を確認した場合は速やかに警察へ届け出るとともに、実態把握のため、市消防本部予防課、電話0773(23)5119へ連絡する。


写真(クリックで拡大)=市内で被害に遭った消火栓ボックス

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