安全功労者で市内初の総務大臣表彰 危険物安全協会塩見政勝会長
2026年07月22日 のニュース
福知山市危険物安全協会の会長を務める塩見政勝さん(64)が、今年度の安全功労者総務大臣表彰を受賞した。長年にわたり地域の危険物保安や防災意識の向上に尽力してきた功績が高く評価されたもので、京都府福知山市からの受賞は初めてとなった。
同表彰は、防災活動の普及や災害防止の推進などに顕著な功績があった個人や団体を総務大臣が表彰する制度。今年度は個人20人と9団体が選ばれており、京都府内からは塩見さんが唯一の受賞者となった。
市危険物安全協会は1957年に発足。会員相互の親睦と提携を図り、危険物災害に関する調査、研究、普及活動などを目的としていて、現在は市内の約80事業者で構成する。
市内外でガソリンスタンドを運営する共立産業=末広町=の社長でもある塩見さんは、2013年から同協会の副会長、15年から会長を務める。長年にわたり協会運営の中核を担い、会長就任後も危険物取扱者試験の予備講習会を継続して開くなど危険物取扱者の育成に力を注いできた。
また、20年からは自身が発案した広報紙「危険物news」を毎年秋に発行。A4サイズの両面刷りで、内容は危険物の取り扱いだけにとどまらず、「服に火がついてしまったら」「天ぷら油火災に注意」「火災時の避難方法」といった誰もが遭遇する可能性のある火災や事故への対処法などを、イラストや写真を交えて分かりやすく紹介している。
塩見さんは「(広報紙に)どこまで効果があるかは分かりませんが、こうした情報を見たことがあるのとないのとでは、いざという時の対応が違ってくると思います。市民のみなさんの命を守ることにつながれば」と期待を込める。
こうした地道な啓発活動や危険物保安の推進、人材育成への取り組みが高く評価され、今回の受賞につながった。
表彰式はこのほど、東京都千代田区の中央合同庁舎で開かれ、表彰状と記念の盾を受け取った。
塩見さんは「このような賞をいただき、大変光栄に思います。ただ、私個人というよりも協会の活動を評価していただいたものだと受け止めています。今後も火災のないまちづくりをめざし、会員のみなさんとともに事業者や市民の安全意識の向上に取り組んでいきたい」と話していた。
写真上(クリックで拡大)=表彰記念の盾を持つ塩見会長
写真下(クリックで拡大)=年に一度発行する「危険物news」









