地域の防災人材を育成 市の養成講座延べ93人受講 知識と技術を学ぶ
2026年06月24日 のニュース
京都府福知山市は20日、東羽合の市消防防災センターで自主防災リーダー養成講座を開き、初級に61人、中級に32人の延べ93人が参加した。受講者は座学と実技を通して地域防災についての知識、技術を学び、全員が修了証を受け取った。
自主防災リーダーは、地域住民による防災活動の中心的な役割を担う存在。講座は自主防災活動の促進やリーダーの養成を目的に毎年実施しており、自治会長の推薦を受けた自治会役員らが参加した。
初級講座では、座学は市危機管理室の職員が講師を務め、市内で発生した過去の災害を振り返りながら、自主防災リーダーの役割や必要性について説明。また、自助・共助・公助の考え方や地域での防災体制づくりについても紹介した。
実技は福知山消防署予防課の職員が指導し、参加者は消火器を使った消火訓練や起震車体験、がれきの下敷きになった人を想定した救出訓練などに取り組んだ。
救出訓練では、人形の上に置いた木材をジャッキで持ち上げて救助する手順を確認したほか、救助時の役割分担の重要性や毛布などを活用した簡易担架の作り方も学んだ。
大池坂町自治会長の小谷啓太さん(37)は「有事の際の備えが、自治会でまだ十分にできていないこともあるので、学んだことを今後の活動に生かしていきたい」と話していた。
この日は午前に初級講座、午後に中級講座があり、どちらも受講した人もいた。中級では避難所で使用するベッドやパーティションの組み立て方法などを学んだ。
写真(クリックで拡大)=消防職員に教わりながら救出訓練も行った








