福知山公立大学 開学10周年記念で多彩な催し 市内の喫茶店が特別出店
2026年06月20日 のニュース
開学10周年を迎え、さまざまな記念事業に取り組む京都府福知山市西小谷ケ丘の福知山公立大学で17日、市内の飲食店が学内に出店する「いこてんカフェ」があった。学生や職員らが訪れ、普段は食べられないメニューを味わいながら会話を弾ませた。
記念事業「いこてん」は、10(テン)周年と憩(いこ)いのスペース、展(てん)示を掛け合わせた名称で、学生と教員が主体となって「心を揺さぶる場所」を学内につくるプロジェクト。交流や展示など企画を複数展開している。
いこてんカフェはその取り組みの一つ。地域の喫茶店などに出店してもらい、飲食を通じて学生、教職員、地域住民が気軽につながる場づくりを目的に、今月3日から毎週水曜日に開いている。
17日は篠尾新町の「コーヒーハウス ホアンカン」が出店し、コーヒーやオムライス、ハンバーガーなど10種類以上のメニューを販売。機械を使って自分で巻くソフトクリームも人気を集めた。
コーヒーをきっかけとするコミュニティーづくりに取り組む学生団体「ドリップリンク」に所属する地域経営学部2年の今紺愛唯さんは「コーヒーもサンドイッチもケーキもどれもおいしい。提供されるメニューなどは自分たちの活動にも参考となる部分が多かったです」と話していた。
同企画は24日の開催が最後となる。末広町の「D1cafe」が出店する予定で、市民も自由に利用できる。場所は大学2号館1階カフェスペース。時間は正午から午後3時まで。
モンゴルの文化、伝える展示も
4号館1階にあるメディアセンターでは展示企画「工芸品からみるモンゴルの文化」が開かれている。期間は12月まで。見学無料。
学生や市民にモンゴル文化に親しんでもらうとともに、地域社会における博物館の役割について考えるきっかけになればと、同大学基盤教育院長の渋谷節子教授が企画した。
兵庫県豊岡市の「日本・モンゴル民族博物館」の協力を受け、同館で実際に展示されている資料を紹介する。
会場には、モンゴルの伝統楽器「馬頭琴」のミニチュアをはじめ、羊毛フェルトの工芸品やモンゴルの成人男性にとって重要な携帯品とされる「嗅ぎタバコ入れ」など20点以上を展示。解説文も添えられ、来場者が異文化への理解を深められる内容となっている。
開館時間は午前9時から午後6時まで。日曜、祝日休館。
写真上(クリックで拡大)=昼時には多くの人が訪れた
写真下(クリックで拡大)=モンゴルの工芸品などが並ぶ









