最後の入学生 三和中の3人が母校・旧細見小で美化作業

2026年05月25日 のニュース

 京都府福知山市三和町千束の旧細見小学校で24日、美化作業が行われた。地元有志が昨年12月に雑草だらけだった状況を見かねて始めたもので、今回は、統合による閉校前の旧細見小へ最後に入学した三和中学校3年生3人が参加。「恩返しを」と、母校を懐かしみながら清掃に汗を流した。

 旧細見小は2019年の閉校後、民間による複合商業施設としての利活用が予定されていたが計画は頓挫。現在は市が2月にサウンディング型市場調査を行い、活用の方向性を検討している。

 そんななか、手付かずで敷地内の樹木や雑草が生い茂る状況を見て、旧細見村の財産管理団体(財産区)である細見青葉会(西岡隆会長)が、昨年12月に美化作業を実施。2回目となる今回は、閉校時に1年生だった三和中3年生6人が卒業年度を迎えたこともあり、青葉会が参加を呼びかけた。

 美化作業には中学生の3人と、青葉会のメンバーら13人が参加。生徒たちは教室棟の周辺で、側溝やアスファルトの隙間から生えた雑草を引き抜いたり、鎌で刈るなどして作業に励んだ。大人たちも本館前や体育館周辺、グラウンドの伸びた雑草を刈り払い機できれいにし、2時間ほどで作業を終えた。

 男子生徒は「細見小最後の学年(入学生)として何か貢献したいと思い参加しました。昔遊んだ砂場も草いっぱいに覆われて見えなくなっていて寂しい。廃校のままじゃなく、どんどん人が利用する施設になってほしい」と話していた。

 西岡さん(76)は「利活用してもらうにも荒れたままじゃいけない。忙しいなか手伝いに来てくれてうれしい」と喜んでいた。

 

写真(クリックで拡大)=母校で美化作業に励む生徒たち

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