憩いの場に薄紫の花房 住民設置の藤棚で見ごろ 夜久野町西垣地区
2026年05月02日 のニュース
京都府福知山市夜久野町西垣の高台に設けられた藤棚の花が見ごろを迎えている。地域の憩いの場になればと地元住民が整備したもので、棚から垂れ下がる薄紫色の花房が、訪れた人たちの目を楽しませている。
藤棚があるのは、現在は廃寺となっている高源寺跡の広場。同寺のお堂は1949(昭和24)年に夜久野高原へ移築され、放光院(夜久野茶堂)として活用されているが、寺の跡地は荒れつつあった。
そんな中、地域の人たちの思い出が残る場所を荒れたままにせず、花見などを通じて交流できる憩いの場にしようと、地元の大西敏文さん(63)ら有志5人が8年ほど前から整備を開始。盛り土をして広場を整えたほか、鉄パイプを使って高さ約3メートル、幅約9メートル、奥行約4メートルの棚を設置した。
フジの苗は、大西さんが種から育てたものを5年前に植えた。途中で枯れてしまう苗木もあったが、3年前から花を付け始めた。現在も剪定などの手入れを重ねながら住民たちで大切に育てていて、花数も増えてきている。
大西さんは「まだ藤棚としては成長途中ですが、花が咲いてくれてうれしい。将来的には地域の人たちが集い、交流できる場所になれば」と話していた。
写真(クリックで拡大)=見ごろを迎えたフジ(2日午前10時40分ごろ)









