福知山市の上下水道事業 想定より早く赤字に転じる 料金など見直し議論へ
2026年04月24日 のニュース
厳しい経営が続く京都府福知山市の上下水道事業を巡り、市が水道料金や下水道使用料の見直しを含む経営改善策について、付属機関の上下水道事業経営審議会に諮問する方針であることが分かった。23日の会合で、市が今年度の検討事項として委員に説明した。
いずれも予算ベースで、上水道事業は昨年度から赤字になり、下水道事業は今年度から赤字になる見込み。人口減少や物価高騰の影響により、市の経営戦略で想定していた時期よりも、ともに数年早く赤字に転じる状況となっている。
今年度予算では、水道事業会計の赤字は5562万円で昨年度より拡大し、下水道事業会計は1億3240万円の赤字を見込む。いずれも留保資金などで補てんする。
今後は、今秋に公表される昨年度決算を踏まえ、審議会で改めて経営状況を精査し、料金のあり方を含めた議論を重ねて、方向性を探る。
料金改定は2017年7月以来行われていない。
市上下水道部の神内明宏部長は「値上げの是非だけに限らず、料金のあり方そのものについて議論してもらいたい。施設更新は先送りできず、優先順位を付けて計画的に進めながら、経営改善を図っていきたい」と話している。
写真(クリックで拡大)=23日の上下水道事業経営審議会








