明智光秀ゆかりの地「福知山お城まつり」開催 多くの人でにぎわう
2024年04月13日 のニュース
京都府福知山の春の風物詩「第35回福知山お城まつり」(実行委員会主催)が13日、福知山市中ノの御霊公園をメイン会場に始まった。好天に恵まれ春本番の暖かさのなか、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる多彩なステージショーや食の祭典ブースなどに多くの人が開始早々に詰めかけ、にぎわいを見せている。14日まで。
福知山市の観光資源である明智光秀ゆかりの福知山城と御霊神社、御霊公園をPRし、中心市街地の活性化を目的としていて、福知山に春を告げる一大イベントとなっている。2日間にわたって、同公園のほか、隣接する広小路通り、市厚生会館、福知山城などでさまざまな催しが行われる。
同公園の舞殿ステージは両日午前10時ごろにスタート。13日は福知山淑徳高校の淑徳和太鼓部が力強い音を響かせてオープニングを飾ったほか、伝統忍者集団・黒党、府立工業高校の吹奏楽部などが続々と登場。多彩なパフォーマンスが披露され、会場を盛り上げている。
14日は、午前10時に市厚生会館で「ご当地キャラクター大集合2024」が催されるほか、舞殿ステージでは仮面ライダーガッチャードのヒーローショーが午前11時と午後3時の計2回、午後1時30分からは亀岡市の丹波亀山鉄砲隊が火縄銃の実演を見せる。
午後1時には、陸自福知山駐屯地の隊員が扮する名物「光秀行列」が福知山駅北のききょう通り商店街を出発し、広小路までを練り歩く。午後3時30分からは2日間を締めくくるフィナーレパレードが広小路通りであり、出演者や各協賛団体などが行進する。
福知山城では両日、無料のお茶席(各日先着400人)や琴の生演奏などが行われる。
まつりを主管する福知山商工会議所は「音無瀬橋下に無料臨時駐車場を設けており、そこからは無料のシャトルバスを随時運行しています。車でお越しの方はこちらをご利用ください」と呼びかけている。
写真(クリックで拡大)=舞殿ステージでトップを飾り盛り上げる福知山淑徳高校淑徳和太鼓部(13日午前10時15分ごろ)