旬の福知山を満喫 駅北でファーマーズテーブルズ
2024年05月07日 のニュース
大型連休の最終日となった6日、京都府福知山市の福知山駅北口公園で、食のイベント「ファーマーズ テーブルズ フクチヤマ エキキタ」が催された。旬の食材を使った料理などを販売する模擬店が40ブース並び、親子連れや観光客ら多くの人でにぎわった。
イベントは、市の食を通じた観光促進事業の一つで、駅北側の活性化を図る福知山フロント株式会社が委託を受けて実施した。
出店数は昨年同時期に開催したときより10店ほど増え、地元産の食材を使った限定メニューを販売する店もあった。なかでも福知山の春の特産品「報恩寺タケノコ」を使用した料理を提供する店の前には列ができるほどの人気ぶり。
「タケノコとしらすの春ピザ」や「タケノコ焼き鳥」「タケノコと和牛トリッパの煮込み」など、各店が得意分野を生かしたコラボメニューを用意。この日しか食べられない一品に客が押し寄せ、早々に売り切れてしまうものもあった。
心配されていた雨も開始後しばらくするとやみ、訪れた人たちは買った食べ物を会場中央に用意されたベンチに座って、うれしそうに味わっていた。
福知山に住む友人と訪れていた松本和子さん=神戸市=は「タケノコの入ったキーマカレーを食べました。カレーのスパイシーさもありつつ、タケノコの食感や風味もしっかり残っていてとてもおいしかったです」と話していた。
■銀鈴ビルでは1周年イベント■
会場近くの複合施設「銀鈴ビル」では、開業1周年を記念したイベントが開かれた。
ファーマーズテーブルズと連動し、模擬店で商品を購入した際にもらえる抽選券で挑戦できるハズレなしの「ガラポン抽選会」などがあり、駅北口公園で食事を済ませた人たちが訪れた。
ビルを出たあと建物に面した商店街を歩く人の姿も見られ、この日は駅北エリア一帯が活気に満ちていた。
写真(クリックで拡大)=多くの人が訪れ福知山の食を満喫した