公立大生が大江のグルメ散歩マップ
2024年03月10日 のニュース
京都府福知山市西小谷ケ丘、福知山公立大学地域経営学科の1年生のグループが、ご当地グルメを扱う大江町の店を紹介する「福知山市大江町グルメお散歩マップ」を作った。学生たちが各店に足を運び、取材して仕上げたマップで、折り畳んで手軽に活用することができる。
マップを作ったのは、地域経営演習Ⅰ・Ⅱを履修する1年生6人のグループ「観スポ」。大江町の地域活性化策を考える演習で、地元住民から話を聞き、観光地などを巡って課題を調べた結果、町内のご当地グルメや店があまり知られていないことが分かり、広くPRできるマップの製作を思い付いた。
町内のご当地グルメや店舗については、事前にインターネットで調べたほか、町内の住民自治組織「大江まちづくり住民協議会」の会員から教えてもらい、分かった店を昨年10月から今年1月にかけて訪問し調査した。
マップは観音折りA3サイズ。食堂やイタリアンレストラン、菓子店など15店をピックアップし、リーズナブルな日替わりランチやあんこたっぷりのまんじゅう、天然のテナガエビなど、1店舗ずつ写真で紹介している。
また、実際に学生たちが試食し、自分たちで感じた味や店の雰囲気などについての感想を掲載した。写真も学生たちが撮影し、15店の場所が分かる地図を入れている。
1千部作り、掲載した15店や協力を受けた大江まち協、京都丹後鉄道大江駅売店、公立大などに置いている。
観スポの三木日菜子さん(19)=京丹後市出身=は「自分たちで店に足を運び、調べてまとめたものがマップとして出来上がり、大変うれしい。マップを使い、いろいろな店を訪れ、グルメを楽しんでほしい」と願っている。
写真(クリックで拡大)=学生たちが撮ったグルメの写真などを載せたマップ