国交省福知山事務所から石川県へTEC-FORCE
2024年01月10日 のニュース
石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震を観測した能登半島地震を受け、京都府福知山市蛇ケ端、国土交通省福知山河川国道事務所(犬丸潤所長)の職員2人が7日、緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE=テックフォース)の一員として石川県へ向け車で出発した。15日までの予定で被害調査などにあたる。
2人は工務第一課の加藤貴久・事業対策官(53)と西村晃虎技官(22)。豊岡河川国道事務所(兵庫県豊岡市)の流域治水課の近藤浩明課長(48)と佐竹聖史技官(34)の2人も、福知山事務所で合流した。
出発式では犬丸所長が「昨日も現地では震度5強が観測されていることを念頭に置き、安全を確保し、被災地が早期に復旧できるよう任務に当たってほしい」と激励。代表して加藤事業対策官が、「これまでの経験を生かし、任務に当たります」と応え、車に乗り込んだ。
4人は砂防班のメンバーとして、がけ崩れなど被害状況の調査の支援や自治体への報告などをする。
■福知山消防は第3次援助隊出動■
石川県珠洲市で救助活動を行う緊急消防援助隊の第3次隊が、同日午前9時に福知山市防災センターを出発した。
編成は第2次隊と同じく、市消防本部の消火隊1隊4人、後方支援隊1隊2人を含む府北部で組織された計24人。「京都府大隊」として現地入りし、第2次隊と交代後、11日まで活動する。
写真(クリックで拡大)=福知山事務所から出発した4人