給水車で石川へ出発 福知山から職員4人
2024年01月18日 のニュース
福知山市水内の市上下水道部から18日早朝、職員4人が能登半島地震の被災地支援のため、石川県能登町へ出発した。日本水道協会京都府支部の支援要請に基づいたもので、3・8トンの水を積んだ加圧式給水車1台、移動用車両1台で現地に向かった。
派遣期間は18日から22日までで、現地での活動は19日から21日まで。ライフラインが断絶している現地の状況に合わせた給水活動に取り組むという。
庁舎内で午前6時から出発式があり、中村直樹部長が「現在も余震が続くなどし、過酷な任務となりますが、被災者の気持ちに寄り添った活動をお願いします。自身の安全も守り、元気に帰って来てください」と激励。出発する職員の代表が「被災地の復興に向けて頑張りたい」と決意を伝えた。
この後、庁舎前に移って4人がそれぞれ車両に乗り込み、薄暗い中、中村部長らに見送られて出発した。
リーダーを務める高橋さんは「道路状況が悪いと聞いています。安全にも気をつけながら、給水に努めたい」と話していた。
写真(クリックで拡大)=給水車で出発する職員たち(18日午前6時10分ごろ)