コロナ禍経て市民駅伝5年ぶり復活 先着100組募る
2024年01月19日 のニュース
京都府福知山市の春を代表する恒例のスポーツイベント・市民駅伝大会が、新型コロナウイルス禍を経て5年ぶりに復活する。3月3日午前10時30分号砲。申し込みは1月22日から2月9日正午までで、主催する市と市スポーツ協会は「長い間、お待たせしました。ぜひ多くのエントリーを」と呼びかけている。府スポーツ協会と福知山商工会議所後援、両丹日日新聞社特別協賛。
市民の健康増進や参加者同士の交流を目的に、1993年から開催。しかし新型コロナの影響で、2019年を最後に中止が続いていた。
スタート・ゴール地点は、これまでと同じ猪崎の三段池ラビハウスフィールド。市内在住、在勤、在学(高校生を除く)の18歳以上が対象で、男子(混成含む)と女子の2部制とする。
公園内のグラウンドと大はらっぱ周辺の周回コース計10キロを、4人がたすきをつないで駆ける。第1走者は2・8キロ、以降3人は2・4キロ。各部の3位までにメダルと賞品を贈り、8位までのチームも表彰。仮装賞など特別賞も設ける。
同僚や友人、家族などで組み、前々回の18年は過去最多の132チーム、前回の19年は102チームが出場。練習を重ねて順位を競うチームがある一方で、「日ごろ運動不足だけれど、けが無くゴールして大会後のお疲れさん会が楽しみ」という和気あいあいチームも多い。どちらもコース沿いからの声援を受けて疾走し、チームのためにと汗だくになってたすきを手渡す光景は、毎年感動を呼んでいる。
先着100チームを募り、参加費は1チーム6千円。和久市町にある市民体育館内の市スポーツ協会事務局、市役所2階の文化・スポーツ振興課などにある申込用紙に必要事項を記入し、どちらかへ提出する。申込用紙は市スポーツ協会のホームページからもダウンロードできる。
問い合わせは市スポーツ協会事務局、電話0773(22)4657へ。
出場全チームを後日、両丹日日新聞紙上で紹介する予定。
写真(クリックで拡大)=一斉にスタートする選手たち(前回の19年大会)