石川県へ日帰り支援 福知山からボランティアバス
2024年06月24日 のニュース
京都府福知山市民の10代から70代までの20人が、能登半島地震の被災地支援のため、ボランティアバスで石川県七尾市へ向かい、日帰りで災害ゴミの片付けや運搬などに汗を流してきた。
福知山市災害ボランティアセンター(市社会福祉協議会)が、学生と一緒に定期的に七尾市などを支援している福知山公立大学・大門大朗准教授の協力で、ボランティアバスを運行することになった。
一行は16日午前4時30分ごろ、石川県をめざして市役所を出発し、同9時ごろから七尾市中島地区で、5人ずつの4グループに分かれて活動。倒壊家屋の瓦の撤去や運搬、仮設住宅で運営されている居場所づくりのカフェの手伝い、支援内容が書かれた印刷物の戸別配布などがあり、午後4時ごろまで取り組んだという。
同行した市社会福祉協議会の竹本悠二さん(30)は「七尾市には5月にも行きましたが、倒壊したままの家があったり、ブルーシートがかけられている家が今もあります。いろいろな作業がまだあると思います」と話していた。
写真(クリックで拡大)=倒壊した家屋で作業する参加者(市社協撮影)