地域経済の本格浮揚期待 商議所賀詞交歓会に300人
2024年01月07日 のニュース
福知山商工会議所(塩見和之会頭)の新年賀詞交歓会が、京都府福知山市土師のホテルロイヤルヒル福知山&スパで5日に開かれた。市内政財界の300人が集まり、3年余り続いた新型コロナウイルス禍から本格的に脱する2024年の地域経済浮揚に期待を寄せた。
あいさつに立った塩見会頭は、コロナ禍で落ち込んだ市内の業況に好転がみられることを喜んだ。
一方で、社会的な課題となっている人手不足、生産性向上、働き方改革などへの対応を更に進めていく必要があるとし、「事業所の減少は、まち全体の活力低下を引き起こします。管内の事業所が外部環境や顧客ニーズの変化に柔軟に対応できる力強い企業体質となるよう、伴走支援します」と力を込めた。
大橋一夫市長も来賓祝辞で地域経済対策について語り、歩調を合わせた。白波瀬正幸・府中丹広域振興局副局長の音頭で乾杯して、新年のあいさつを交わした。
昨年の賀詞交歓会では1事業所あたり1人の人数制限をしたが、今年はコロナ禍以前の形に戻り、出席者は約1・7倍に増えた。
写真(クリックで拡大)=地域経済発展を願い乾杯