市の花キキョウをイメージ 商議所青年部が紫色のビール開発
2023年08月12日 のニュース
京都府福知山市の花・キキョウをイメージした紫色のビール「桔梗レモンビール」が出来た。爽やかで柑橘系の酸味があり、見た目も華やかに仕上がった。
福知山商工会議所青年部のBank Robbery(バンクロベリー)委員会が開発。昨年7月、南本町の信用金庫支店跡にクラフトビールの醸造所「CraftBank(クラフトバンク)」が開設されたことから、青年部でオリジナルのビールを造ろうと話がまとまった。
当初は、今年度青年部のスローガン「青を灯せ」にちなみ、青色のビールの醸造を計画した。ところが青色のビールは各地で多く造られていたため、別の色を選択。ハーブの「バタフライピー」を使い、市の花で明智光秀の家紋のキキョウをイメージした紫色にすることにした。
バタフライピーは青色を発色する色素が含まれていて、酸と反応すると紫色に変わることから、レモンピューレも使用。このほど完成に至った。
13日の福知山ドッコイセまつり会場となる御霊公園(中ノ)で販売する。今後、市内外のイベントなどでも販売する予定にしている。
同委員会の庄田健助委員長(39)は「試行錯誤の上、委員のみなさんと力を合わせ、良いビールが出来ました。福知山のPRになるよう、いろいろな人たちに飲んでもらいたい」と願っている。
写真(クリックで拡大)=桔梗レモンビール