安田「団長」と由良川沿い快走　親子サイクリング

　交通ルールを守ってサイクリングを親子で楽しむ「ふくふくライド」が4日、京都府福知山市中ノの御霊公園をメイン会場に開かれた。小学生の親子55人が、自転車大好き芸人で知られる安田大サーカスの『団長』こと安田裕己さんらと交流しながら、自然に富む由良川沿いを走った。福知山商工会議所青年部主催、両丹日日新聞社など後援。

　自転車を活用した観光や散策、交流の広がりに期待して、商議所青年部ＥＮＪＯＹペダル委員会（四方淑祥委員長）が企画した。

　午前と午後の部があり、午前の部は親子35人が集まった。サイクリングインストラクターで自転車ユーチューバーの平野由香里さんが司会をして、参加者は安田さんと一緒に準備運動、へルメットの正しい着用や手信号の確認、走行前の自転車の安全点検をした。

　商議所青年部のスタッフを先頭に6～10人程度のグループで出発して、勅使方面の由良川沿いをぐるっと回る約20キロでペダルをこいだ。

　安田さんと平野さんは、グループに同行したり先回りして休憩所で出迎えたりして盛り上げた。コース途中でのご当地スイーツやゴール後の豚汁のお楽しみ企画もあった。

　安田さんは「土地勘がないので福知山で走るのを楽しみにしていました。交通ルールを守ってみんなで気持ちよく走りたい」、平野さんは「子どもたちがたくさん来てくれてうれしいです。司会兼ライダーで頑張ります」と話していた。

写真（クリックで拡大）＝自転車のルールについて話す安田さん