ネイル、靴職人など仕事体験イベントに子ども606人
2024年02月27日 のニュース
福知山商工会議所青年部(奥田友昭会長)は25日、子ども向け職場体験イベントを、京都府福知山市勅使の複合スポーツ施設「エスラボ」で開いた。5歳児から小学6年生までの延べ606人が、目を輝かせながら美容師、すし職人、生花店など憧れの仕事に挑戦した。両丹日日新聞社など後援。
楽しみながらさまざまな仕事を体験できるテーマパークを参考に、福知山で活躍する企業や職人が、仕事の楽しさと郷土愛を伝えるイベントとして2014年から開いている。新型コロナウイルス禍の中止期間を経て、4年ぶりに実施した。
フラワーアレンジメント、ネイリスト、靴職人、パティシエなどが疑似体験できるコーナーが、校舎内の各教室や体育館にずらりと18ブース並んだ。
ハンバーガー作りのコーナーでは、こだわりの特大ハンバーガーを手掛ける「BUTCHER CAMP」(厚東町)のオーナー、谷龍太郎さんが優しく指導。子どもたちはおそろいのデニム生地の帽子とエプロンを身にまとって店員になりきり、谷さんから「1センチくらいの厚さにしてください」などと教わりながら、パティ(肉)の形を整え、バンズにソースを塗ったりして、チーズバーガーを完成させていた。
塗装の体験コーナーに参加した惇明小学校1年生の由利みつ穂さんは、ペンキを手に付けながら、木製のいすをピンク色などで仕上げた。「はけで塗るのが楽しかった。細かいところまで塗れました」と喜んでいた。
写真(クリックで拡大)=ハンバーガー作りを体験する子どもたち