南陵中美術部が描く「辰」の大型絵馬 野家の一宮神社に贈る

2023年12月26日 のニュース

 京都府福知山市南岡町の南陵中学校美術部は、来年の干支・辰(龍)を描いた大型絵馬を制作し、21日に野家の一宮神社に贈った。数日中に境内に取り付けられ、1年間掲示される。

昨年は同校の先輩がウサギを描いた大型絵馬を贈っており、「自分たちも」と集まった有志の1年生7人が、12月初めごろから2週間ほどかけて完成させた。大きさは1・8メートル四方で、アクリル絵の具を使って、鮮やかなピンクを背景に、上昇する緑の龍を描いた。縁起の良い赤富士と「開運」の文字もあしらっている。

神社責任役員会の庶務担当、高木繁さん(70)と宮総代の外賀治夫さん(78)が南陵中学校を訪れ、美術部員から絵馬を受け取った。生徒たちが懸命に制作した絵馬をうれしそうにながめ、感謝の言葉を伝えた。絵馬は高木さんらが車に積んで神社に持ち帰った。

絵馬を描いた横谷彩花さんは「龍の体がうねっているので色を塗るときには慎重に進めました。みんなで頑張って描いた絵馬が、たくさんの人に見てもらえたらうれしいです」と話していた。

高木さんは「新型コロナウイルスが落ち着き日常が戻ってきた今年。その次の年にふさわしい夢や希望を感じさせる見事な龍を描いてくれました。生徒のみなさんに感謝しています」と話していた。


写真(クリックで拡大)=龍を描いた大型絵馬を贈った

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