陸自福知山で100リットル献血 今冬も目標達成
2023年12月26日 のニュース
冬場の輸血用血液不足の助けになればと、京都府福知山市天田の陸上自衛隊福知山駐屯地で20日から22日までの3日間、「100リットル献血運動」が繰り広げられた。訓練の合間に隊員たちが続々と協力し、258人から計103・2リットルを採血。目標を達成した。
2005年から毎冬継続していて今季で19回目を迎える。16年には406人が協力して162・4リットルを達成し、1会場一日あたりの府内記録になるなど、福知山駐屯地は府内最大の協力団体になっている。
1人400ミリリットルで250人分の計100リットルを目標にし、駐屯地の陸曹でつくる曹友会(富田展弘会長)が、事前に朝礼などで隊員たちに呼びかけたほか、期間中も館内放送で協力を求めた。隊員たちは問診を済ませ、府赤十字血液センターの献血バス内で血液を提供した。
富田会長(44)は「地域と共にある福知山駐屯地として、献血を通じて地域、社会の役に立ちたいと、例年続けています。隊員たちが力を合わせて、達成できて良かった」と話していた。
写真(クリックで拡大)=献血に協力する隊員