ソフトテニス:成美男女が府代表で近畿選抜出場

2023年12月12日 のニュース

■6度目の優勝飾った女子

 福知山市水内、福知山成美高校女子ソフトテニス部が、このほど宇治市で開かれた府高校選抜団体戦で優勝した。インターハイ常連の京都光華を破っての栄冠で、6年ぶり6度目の頂点に立った。また男子も準優勝。男女そろって近畿大会に進む。

 女子の部の団体戦は、府北部6チーム、南部18チームの計24チームが出場。それぞれ4ペアでチームをつくり、そのうち3ペアずつが各試合に挑んだ。

 1次トーナメントと2次リーグがあり、成美女子チームは、6チームずつの4ゾーンで競う1次トーナメントを、すべてストレート勝ちで突破。各ゾーン1位の4チームによる2次リーグに進んだ。

 リーグ初戦の相手は、全国レベルの実力を誇る京都光華。今夏の大会決勝で敗れ、悔しい思いをしていて、リベンジを誓って臨んだ。全員が最大限の力を発揮した結果、2勝1敗で勝利。これで波に乗り、続く2試合も勝って優勝を決めた。

 これにより、2位までに与えられる近畿高校選抜インドア大会への切符も獲得した。近畿は1月6日に滋賀県で行われる。

 団体メンバーで、主将で2年の瓦井ひより選手(岡山県・就実中出身)は「京都光華戦はいつも緊張しますが、今回は落ち着いて冷静に戦えたのが良かったです。近畿は、全国選抜に出られる5位以内をめざし、みんなで戦い抜きたい」と話している。

 また府選抜個人戦でも、成美女子の3ペアがベスト8、2ペアがベスト16に入り、近畿への出場権を得た。

■男子は悔しい準優勝

 男子団体戦には、24チームが出場。6チームごとの1次トーナメント、1次を突破した4チームによる2次リーグがあり、成美男子は1次をすべてストレート勝ちし、2次リーグに進んだ。

 リーグ戦でも、積極的に攻める姿勢で挑み、南丹を3-0、紫野を2-1でそれぞれ撃破。しかし強豪・京都文教戦は1-2で惜敗して準優勝となった。

 91ペアが出場し、トーナメント戦をした個人は、2年の坂田賢吾選手(奈良県・天理北中出身)・白波瀬由麻選手(綾部中出身)のペアが準優勝するなど、好成績を残すことができた。

 2年の藤原稜平主将(兵庫県・和田中出身)は「団体は優勝をめざし、練習を積んで挑み、全員が力を発揮できましたが、準優勝となり悔しい。近畿では、全国選抜に出場できる3位以内に入ることを目標に、頑張りたい」と意気込んでいる。

 ※近畿出場全メンバー名と出身中学校は紙面で

写真(クリックで拡大)
・府選抜団体などで好成績を残した女子メンバーら
・団体・個人で近畿に出場する男子メンバーら

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