府民総体始まる 三段池公園でオープニングフェスティバル開催
2023年10月30日 のニュース
第46回府民総合体育大会オープニングフェスティバルが29日、京都府福知山市猪崎の三段池公園で開かれた。府民総体の開会式に合わせたイベントで、式典で府内の選手らがそれぞれのベストを尽くすことを誓ったほか、会場周辺では様々な催しもあり、多くの人でにぎわった。府、府スポーツ協会など主催、市後援。
同総体は15競技(19種目)が府内の各会場で進められ、来年2月の駅伝競走の終了後、全競技のポイントの合計で総合優勝の市町村が決まる。
開会式とオープンフェスは3年おきに福知山市内で開かれていたが、天候や新型コロナウイルスの影響で中止が続いたため、福知山での開催は10年ぶりとなった。
開会式では全員で「京都府の歌」を歌ったあと、西脇隆俊知事が「参加選手の方々には、真剣勝負で互いに競い合うスポーツの楽しさを十分に味わってほしい」とあいさつ。続いてソフトバレーボール福知山市代表の進藤哲人さんが選手宣誓をした。
開会式の最後にはエキシビションとして、府空手道連盟による「空手道演武」、カワイダンスエージェンシーの「チアダンス」が続けて披露された。緊張感漂う沈黙を切り裂くキレのある演武、見ているだけで元気が出るダンスに会場は大いに盛り上がった。
体験やグルメ店舗に多くの人
式のあとは、三段池公園内でテニス競技が行われたほか、交流競技のソフトバレー、ボッチャの試合があった。競技の無料体験会などもあり、子どもたちを中心に、空手道やチアダンス、2本のロープを使って行う競技縄跳び「ダブルダッチ」などに挑戦して楽しんだ。
また、今回初の試みで、体育館前に地元グルメを味わえるキッチンカーなど10店舗ほどが並ぶ「おもてなし広場」もあり、多くの人でにぎわっていた。
写真(クリックで拡大)=チアダンスで開会式を盛り上げたカワイダンスエージェンシー