カヌーのアジアパシフィック出場 大江中出身の織田選手

2024年04月19日 のニュース

 京都府福知山市の大江中学校出身で、綾部高校カヌー部3年の織田凌輔選手が、18歳以下の日本代表として、5月9日~11日にオーストラリアで開かれる「アジアパシフィックスプリントカップ」に出場する。国際大会への出場は昨年6月のアジアカヌーマラソン大会に続き2回目。上位入賞をめざし、トレーニングを続けている。

 大会は、日本とオーストラリア、ニュージーランドの選手が参加する国際交流大会。出場権をかけた日本の選考会は、香川県でこのほど開催された。

 織田選手が出場したのは、1千メートルの直線で競う男子カナディアンシングル。全国から61人がエントリーし、予選と準決勝、決勝をして、1位に世界大会、2~5位にアジアパシフィックスプリントの切符が与えられた。

 力を最大限引き出せるよう、選考会と同じ距離で特化した練習を積み、コンディション調整をして挑んだ織田選手。予選と準決勝は、決勝のために体力を温存しつつ、突破することができた。

 9人による運命の決勝は、序盤から飛ばして他の選手に食らいつき、残り300メートルを切るとさらにスピードを上げ、無我夢中でゴール。風の影響でタイムは伸びなかったが、4分51秒244の記録で、5位に入ることができた。

 織田選手は「選考会は全部出し切ったので、納得のいく結果が出てうれしいです。カナディアンシングルは得意種目なので、本戦も攻めの気持ちで挑み、優勝できるよう頑張りたい」と話している。

 

写真(クリックで拡大)=学校近くの由良川で練習に励む織田選手

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