城に広がる幻想的な風景、家族連れらが楽しむ

2023年10月31日 のニュース

 京都府福知山城公園で28日から、周囲を光と音で彩る「福知山イル未来と」(実行委員会主催)が始まった。メイン会場となる福知山城本丸広場には、さまざまな色に変わる竹と和紙による直径2メートルほどの「半球イルミネーション」、放射状に灯りが広がる「華灯り」「星灯り」などが並び、訪れた家族連れらが、幻想的な風景を楽しんだ。

 福知山市内を拠点に活動する竹灯ろう制作集団「竹一族の陰謀」(小川はじめ代表)がイルミネーションを手掛けた。

 初日はハロウィーンの仮装イベントもあり、ゲームやアニメのキャラクター、魔女などに扮した子どもたちが自由に歩いてはしゃぎ、気に入った灯り作品の前で家族や友人たちと写真を撮る姿もあった。

 綾部市から家族4人で訪れた鬼口暖矢君(9)は「いろいろな模様が地面に映るのがすごい。家族で写真をいっぱい撮ります」と笑顔を見せていた。

 会場には、仏具の「おりん」を独自の音楽に取り入れるフランス人、サミュエル・アンドレさんの楽曲が流れ、風で音を奏でるおりん作品なども設置されて雰囲気を盛り上げた。

 「イル未来と」は、11月12日までの土曜、日曜、祝日に開く。時間は午後5時から8時まで。

 下川功貴実行委員長(31)は「期間中は毎日違うイベントをしているので、繰り返し訪れて気軽に楽しんでもらえればうれしいです」と話している。


写真(クリックで拡大)=優しい灯りに包まれる本丸広場

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