営業後の真っ暗な坑道を体験 生野銀山ナイトウォーク

2023年10月13日 のニュース

 銀山の深い坑道を、電気照明なしの真っ暗な状態で訪ねるナイトウォークが、兵庫県朝来市生野町小野の史跡・生野銀山で20、21、27、28日の夜間に開かれる。企画のため事前に試してみたところ、「坑道を管理しているスタッフたちでさえビックリするほど真っ暗で、神秘的な体験」だったという。

 室町時代から本格的に採掘が行われ、江戸から明治にかけて特に盛んに銀が掘られた生野銀山。日本遺産の一つになっている。現在は当時の坑道のうち約1千メートルが観光用に整備され、時代ごとの採掘の様子を再現した展示が見学できる。

 ナイトウォークは通常営業を終えてからのスタート。午後6時から7時30分の受付時間内に各日20組程度を受け付け、グループごとに時間を置いて坑道に入る。中は照明を消し、真っ暗になっていて、グループで一つ手にしたランタン型ライトだけを頼りに、最深部のエレベーターホールまで歩く。

 1人2千円(通常の大人入場料金1千円を含む)で、当日のキッチンカーで使える500円食事券2枚が付く。ランタンライトは記念品としてプレゼントする。問い合わせは生野銀山(シルバー生野)、電話079(679)2010。

 

写真(クリックで拡大)=生野銀山の坑道。営業終了後に照明を消して真っ暗な状態にする

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