大江山に地域振興社がキャンプ場2カ所新設
2024年04月29日 のニュース
丹後天橋立大江山国定公園内にある京都府福知山市大江町佛性寺、大江山グリーンロッジ近くに、新しくキャンプ場が2カ所できた。両方とも清流の二瀬川沿いにあり、自然を満喫しながらバーベキューなどの野外活動を楽しめる。
昨年6月に発足した市の外郭団体・一般社団法人福知山地域振興社(代表理事・渡邊尚生副市長)が整備し、26日にオープンした。山手にある既存のキャンプ場1カ所と合わせて「丹後天橋立大江山国定公園 酒呑童子の里キャンプ場」として、国定公園のPRや周辺の活性化などを目的に、市内外に広く利用を呼びかける。
今回新しく整備したのは、ロッジそばの「田園サイドオートキャンプエリア」と、水辺の広場すぐそばの「ウォーターサイドエリア」。既存の1カ所は「森林フリーサイトエリア」と名付けた。
田園サイドは15区画あり、1区画の広さは約65平方メートル~160平方メートル。車をそのまま乗り入れることが可能で、そばの二瀬川で川遊びができる。区画により料金は1980円~3410円。
ウォーターサイドは1区画のみ。一日1組のプライベートサイトで、広さは約320平方メートル。そばに3台分の駐車場がある。料金は4950円~6930円(シーズンによって変動)。
両サイドとも別に宿泊利用料金として大人550円(日帰りは330円)、小中学生330円(同220円)がいる。未就学児は無料。また利用者にはバーベキューコンロセットなどを有料で貸し出し、木炭、食材などの購入もできる。
地域振興社は「キャンプ場周辺は酒呑童子の里として知られています。鬼退治伝説から千年の時を超えて守り育てられた大自然を、存分に堪能してください」と利用を呼びかけている。
予約は大江山グリーンロッジ、電話0773(56)0095か、キャンプ場予約サイト「なっぷ」で。
写真(クリックで拡大)=車の乗り入れができる田園サイドオートキャンプエリア