子どもたちがショベルカー操作 京都府の建設業体験イベント
2023年10月13日 のニュース
建設業体験イベント(京都府中丹広域振興局など主催)が、福知山市猪崎、三段池公園の市武道館周辺でこのほどあり、子どもたちが実機とVR(仮想現実)でショベルカーを操作して歓声を上げた。
インフラ整備、災害復旧や除雪の対応で社会基盤を支える建設業だが、就業者数の減少や職人の高齢化などで人手不足が全国的な課題となっている。イベントは次代を担う子どもたちへの魅力発信を目的に開催した。
武道館前ではミニショベルカーに乗ることができるコーナーが設けられ、1人3分間の体験で、アームを巧みに操ってボールをすくった。
自動車よりも建設機械が好きという綾部市立志賀郷小学校1年生の木枝隼仁君は「ショベルカーは初めて操作しました。とても楽しかったです」と話していた。
館内ではVRゴーグルを付けて360度視野の工事現場体験ができ、子どもたちの人気を集めた。
写真(クリックで拡大)=ショベルカー体験を楽しむ子ども