京都府の海水浴場、いずれも水質「適」
2024年06月30日 のニュース
京都府が府内海水浴場の水質調査結果を発表した。日本海に面した3市1町の計23カ所について、いずれも水質は「適」だった。
6日から17日にかけて各地で採水して調べた。
調査項目は透明度、有機汚濁を見るCOD(化学的酸素要求量)、ふん便性大腸菌群数、油膜など。水質が特に良好なAA、良好なAが「適」。ほかにBとCの「可」、「不可」がある。
「適」は透明度が水深1メートル以上で、CODが1リットル中2ミリグラム以下、油膜は認められないのが基準。この中でさらに、ふん便性大腸菌群数が不検出だとAA、100ミリリットル中100個以下ならAと評価される(「不適」は1千個超)。
府内は宮津市天橋立、天橋立府中など14カ所がふん便性大腸菌群数不検出のAA。残る9カ所はAだったものの、ほとんどが、わずかな数値だった。
AAだったのは次の海水浴場。
【舞鶴市】竜宮浜(小橋区)、神崎
【宮津市】天橋立、天橋立府中
【京丹後市】高嶋、竹野、立岩・後ケ浜、琴引浜遊、小浜、八丁浜(浅茂川)、浜詰夕日ケ浦、箱石浜、小天橋・葛野浜、蒲井浜
写真(クリックで拡大)=水質「適」の中でも特に良好なAAだった天橋立府中海水浴場(天橋立観光協会提供)