コロナワクチン秋の集団接種始まる ハピネスで土日に
2023年10月02日 のニュース
京都府福知山市で、新型コロナウイルスワクチンの秋の集団接種が、市役所隣のハピネスふくちやまで始まった。初日の9月30日、日曜の10月1日も含め2日間とも予約が埋まり、計554人が接種を受けた。市健康医療課は「開始当初が埋まるのは春と同じ状況です。今後もこの傾向が続けば」としている。
市は春と秋に新型コロナウイルスワクチンの無料接種をしており、医療機関による個別接種、市が用意する会場での集団接種に取り組んでいる。
集団接種は12歳以上が対象で、使用するワクチンはファイザー社とモデルナ社の「オミクロン株XBB・1・5対応1価ワクチン」。12月までの土日に月2回(10月のみ日曜は3回)ずつ実施する。
予約の定員は土曜が160人、日曜が400人となっている。市健康医療課によると、10月7日、8日、21日はすでに満員になっているといい、「親戚、家族などと会う機会が増える年末年始に感染が広がりやすい傾向にあります。それまでに接種をお願いします」と呼びかけている。
秋のワクチン接種は来年3月末までで、前回接種から3カ月以上が経過した生後6カ月以上の市民6万3千人ほどが対象。10月1日時点で個別接種の市内の全体の接種率は、全体で2・3%となっており、全国の0・4%(9月26日現在)と比べて高い。
写真(クリックで拡大)=ワクチン接種前の問診を受ける人たち