金色のナマズ、児童科学館で展示

2023年10月02日 のニュース

 京都府福知山市猪崎、三段池公園の市児童科学館で、金色の二ホンナマズが展示されている。通常、ナマズの体や目は黒っぽい色をしているが、目が赤いことや体色の特徴から、突然変異でメラニン色素が欠乏したアルビノの個体とみられる。

 同館職員、永谷隆夫さん(52)が9日夜、市内の由良川の支流で捕獲した。「20年ほど由良川の観察をしていますが、初めて見ました」という。野生でのアルビノ個体は珍しいため、多くの人に見てもらおうと、水槽に入れて同館1階の「福知山広場」に展示している。

 体長は約20センチで、生まれて1~2年目の個体と思われる。展示期間は10月上旬ごろまでを予定している。今後については、関係先と引き取りなどについて調整しているという。

 永谷さんは「たまにアルビノ個体のニュースを見ますが、実物を見る機会はなかなかないと思うので、ぜひ見に来てください」と呼びかけている。

 

写真(クリックで拡大)=金色のニホンナマズ

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