淑徳チームがベトナム風焼きそばで鉄板焼甲子園

2023年09月21日 のニュース

 京都府福知山市正明寺、福知山淑徳高校の生徒2人でつくるチームが、24日に静岡県で開かれる「高校生対抗レシピコンテスト 鉄板焼甲子園」に出場する。ベトナムの麺料理「ミークアン」を、日本人の口に合うようアレンジした焼きそばで挑戦。書類選考、2次審査を突破し、最終審査に残った。

 鉄板焼甲子園は、静鉄アド・パートナーズ(本社・静岡市)が事務局を務める実行委員会が主催。「世界の食文化を学ぶ~鉄板焼レシピ」をテーマに、焼きめし、焼きそば、お好み焼きのうち、いずれかのレシピを考案する大会で、今回で9回目となる。

 書類選考には、全国25校の130チームが応募し、これを突破した20チームが2次審査へ。7月9日に行われ、オンラインでのプレゼンテーションなどをして、12チームが最終審査に進んだ。

 本戦に進出した淑徳高チームは、調理系列2年の高橋優衣奈さん=日新中出身=、長谷川葵さん=兵庫県丹波市・市島中出身=の2人。

 ミークアンで使われるフォー(ベトナム料理で使われる麺)と香草のパクチーの代わりに、うどんの乾麺、三つ葉、セリを使って日本風にアレンジし、宮津の京都いわししょうゆなどで味付けした「京ミークアン~和の香り」で挑戦。書類、2次審査ともにクリアした。

 最終審査は、45分以内で調理し、審査員が試食して採点する。ほかに3分間のプレゼンもあり、これらの総合得点で、優勝と準優勝、審査員特別賞などを決める。

 高橋さんは「初めての料理コンテスト出場で、少し不安はありますが、応援してくれる家族や友人のために、全力を尽くしたい」。長谷川さんは「何度かコンテストには参加していて、その経験も生かして頑張りたい」と話す。

 2人の目標は「もちろん優勝です」ときっぱり。本戦に向けて、盛り付けや味の最終調整、プレゼンの練習に励んでいる。

 

写真(クリックで拡大)上から
 ・2人が考案した「京ミークアン~和の香り」
 ・プレゼン資料を手にする高橋さん(左)と長谷川さん

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