地元産で、そば打ち体験 上豊小3年生

2024年03月01日 のニュース

 京都府福知山市畑中、上豊富小学校(川瀬美保校長)の3年生16人が、家庭科室でそば打ち体験をした。地域の休耕田でそば栽培に取り組む上豊富そばえぼし会の指導を受けながら完成させて、地元産のそばの味を堪能した。

 3年生は総合的な学習で、年間を通して「上豊富のであい、すてき発見」をテーマに、フィールドワークなどをして、地域の特色や歴史について理解を深めている。2月は地域のそばについて、えぼし会の大槻勝彦会長(78)から話を聞き、栽培方法などを学んできた。

 そば打ち体験には、講師として大槻会長らメンバー4人が訪問。初めに大槻会長がそばの作り方について手本を見せながら説明したあと、児童たちは4班に分かれて、そば打ちに挑戦した。

 小麦粉とそば粉を2対8の割合で器に入れ、湯を加えて粉全体になじむように混ぜ合わせた。「できるだけ速く」「体重をかけて」とアドバイスを受け、丁寧に生地を練った。

 「粘土みたい」「早く食べたい」とはしゃぎながら、ボール状に丸めたあと、均等な薄さになるように手や麺棒で四角形に伸ばし、きれいに折り畳んで、そば切り包丁で慎重に生地を切り、ゆでたあと試食した。なかには長さも太さもバラバラなものがあったが、「おいしいね」と友だちと話しながら味わっていた。

 足立柚花さんは「そば作りは初めてで、同じ幅に切るのが難しかったけど楽しかった。食感がもちもちしてておいしかった」と笑顔を見せていた。

 

写真(クリックで拡大)=えぼし会のメンバーに教わり、そばの生地を伸ばす児童たち

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